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2013年4月の記事

修行の拙い自分に懺悔、懺悔、、、。

2013/04/09 Categories: 未分類

朝から果てなくメールのやり取り。

昨夜、カナダのローレンスに、イスラエルの兵役拒否ネットワークグループのURLとリーダーのアドレスを送った。すると朝メールが来ていて、ぜひユニで彼らをサポートしようと興奮している。

ローレンスは、ユダヤ人のサンガメンバーでで、僕と一緒にパレスチナをまわった人だ。

 僕はあからさまに父性を発揮するということが、まず滅多にない人間なのだが、なぜかローレンスにだけは違う。

 「おい、ローレンス。このプロジェクトは、絶対に誰にも頼らずに、自分でやるんだぞ。

今こそ自分の足でたつ時だ。

責任を持って、イスラエル人のためにタオサンガのドアをお前が開くんだ。いいな。今こそ男になれ!」

などと、芝居がかった口調のメールを送る。

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ローレンス(僕は彼を、なぜかDOG犬と呼んでいる。ゲーム好きなので気が合っている)

 なぜだか、わからないんだけど、何かこう芝居がかった父性で彼に申し渡すのは面白いのだ。(向こうは大マジメというところがさらに)何やら自分が、大岡越前になったみたいな気分。

 その一方、兵役拒否してイスラエルの刑務所に入っていたオフェルというリーダーにメッセージを送る。

「あなたの行為は人間として立派だと思う。あなた方のことを少しでも世界に知らせるお手伝いができたらと思っている」と。

イスラエルで兵役拒否するのは、相当大変なことだと思う。戦時中の日本で兵役拒否することに、多少は近いところがあるかも知れない。刑務所に入れられるし、まともな就職もできなくなる。それでも、パレスチナに行って非人間的な行為に手を染めたくない、と兵役拒否するのは見上げた根性だと思う。

こちらは、アムネスティの記事)

 ところで昨年、NPOユニで交通費の1部をサポートした「壊れた5つのカメラ」の映画監督ガイ・ダビデ氏。彼とは今でもやり取りしている。

 映画がオスカー賞にノミネートされたことあって、今やイスラエルでは(あるいは世界では、かも知れない。TIMEか何かの、表紙になっていたから)すっかり有名人のようだ。

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<左がガイ氏>

が、その後も態度は変わらず、特にブイブイ言わせることもない。僕の“「タオ指圧を学びたい」というイスラエル人に会って、イスラエル政府のやっている人権や土地の収奪の問題を、理解させて欲しい” という依頼には、快く応えてくれる。

 その後、カナダのゆたかさん茂木さんとスカイプで、ゲームChari-TXのオンライン化についての話し合い。カナダのRobも入る予定だったが、、、。

 さらに、UNIチャリティ・フェスティバルに出店するかも知れないという、オマーンからの留学生アザとのやり取り。彼は、ガザからの留学生イヤス氏からの紹介。他にもボスアニアからの留学生も、チャリティ・フェスの参加に興味を持っているとのことだ。

 大学生といえば、バンコクで知り合った大学生アイスが日本に来る。「羽田に夜遅く着くけど、どうしたらいいいの〜?」その前も、日本の写真送って来て「ここに行けるか?」、「どこに行ったらいい?」、「日本に行くなんて、私はもうエキサイトしてるぅ!!!」とか、細かいメールが来る。

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(右がアイス。左がフランスから来たボリス)

僕はこれまで、そのたびに作業をとめて、調べたり返事をしたりしていたのだが、最後にはとうとう「ガイドブックを見ろ」とだけ返事した。

しかし小学校の頃の成績表に「世話好きである」などと書かれた性格は、まだ直っていなかった。羽田に電話して問い合わせたりしているから、、、やれやれ。最後には、羽田で寝る方法を書いた面白いブログを発見して送った。

そうこうする内に、 オランダからタオサンガ・タイ世界大会に参加する人のことで、またまたメールのやり取り。ふぅー。アメリカからもタイ大会の質問が来る。懇切丁寧に説明する。最近は、こんなことばっかりである。

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(中央がアメリカのデボラ)

 でも、これらは事務的な話ではない。各地でタイ世界大会参加受付をやっている彼らが今ぶつかっているのは、人間としての根本問題なのだ。(タイ大会がビジネスだったら、こんなややこしいことは起こらない)

 ややこしい話で申し訳ないのだけど人に何かを与えようとする人間は、必ずそれを受け取る人間のエゴとの直面が避けられない。与える人間は、与えられる人間から、いくつかの反応を受け取る。

 1)感謝し、これに応えようとする。(他に与えるという形で)

2)無意識に、もっともらえないか? と思う

2)“与えられた”という、自分の心の負担を感じないように、“それは当然だ”と思える理由を探す。

 これらが、いろいろなバリエーションになった態度で現れる。

1)ならなんと素晴らしいことだろう。でも、それはたましいが育ってからの話で、通常は、長い忍耐の期間が続くことになる。

 その忍耐中に、相手のエゴに飲まれそうになったり、思わぬ自分のエゴが出てきたりして、それが質問となって、こちらに来るというわけである。

 さて、今書いたのは、メールのやり取りの一部に過ぎず、こうして午前中はつぶれてしまうことが多い。

朝、ゆっくり念仏したり運動したりとかできたら本当は理想なんだけどなあ、、、今のところはまだ夢である。(たまにできることもあるが)

こうしてブログまで書いて、時間はさらになくなってしまった。

 でもなあ。だからといって、それが修行が拙いことの言い訳にはならないしなー。

ああ懺悔、懺悔、、、。

そう思っていたら、バングラデッシュからメール。先生たちの給料がまだ届いていない。来週はラカイン人の正月だから、その前に払いたいんだけど、どうしよう〜?、と。

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<バングラデッシュのラジョーさん>

慌てて、給料の送金がどうなっているのか、ヨーロッパのNPOユニにメールする。じきに届くだろう、との返信。NPOユニで、ラカイン人の村の小学校の先生たちの給料を払っているのだが、今年はヨーロッパが担当している。

ああ、こうして時間がどんどん過ぎていく。1時半になったので、ランチにしようかぁ、、、。

 

 

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“忙しい”は言い訳にならない

2013/04/06 Categories: タオサンガ


 ホントに長い間、ブログをサボっていた。1月の旅ブログでエネルギーを使い果たしたということもある。しかし本当の理由は、自分の生活を人が読んで面白いと思うのかなー? と疑問に思ってしまったからだと思う。

たしかに僕には日常生活というものがあまりない。一人で食べたり、また寝たりすることに時間を費やすのも、何だか時間が惜しいような気がするぐらい、日常生活にあまり関心がない。

 これは、僕が特別な人間というわけではない。いつまでも子供のままで生きているからだと思う。

 ほら、子供ってそうでしょう?  食べなさい、と言われたって、もう寝なさい、と言われたって、面白そうなことやドキドキするようなことだけをやっていたい、というわけ。

 そういえば、引きこもりの人の言葉に、”一日は長く、一年は短く” (感じる)というのがあった。僕は逆で、”一日は短く、一年は長く” (感じる)。いつまでも遊んでいたいので、休もうと思っても、つい走り続けてしまう、、、。

 まあそれはいい。問題は非日常の内容だ。いかに非日常的人生を送っているとはいえ、それが毎日続けば、それもまた日常である。

 わかりやすい例で言えばアジアの旅。旅も1ヶ月を超えるとそれ自体が日常と化してくる。これも不思議だけど、そうなのである。

 だから非日常には生きていても、こんな自分のやっていることを書いて、果たして人が読んで面白がってくれるものなんだろうか? とつい思ってしまう。

 いや思ってしまったのだ。それで、自分を叱咤してまで書こうという気が、まあ失せていたというわけ。

  さて、今朝からやっていたのは、イスラエルの元生徒さんとのやり取り。実は、およそ5年ほど前、僕はイスラエルでのタオ指圧指導から撤退した。それは、とある事情からだが、苦渋の決断だった。

 実は湾岸戦争の年から、僕は毎年のようにイスラエルを訪れていた。そしてそれは9回に及び、時には50人が集まるような念仏会も行い、ワークショップでもそれぐらいの人数は集まっていた。タオ指圧を学んでいた人は、数十人以上はいたと思う。

 もし本当に霊的につながっている人が一人でもいたら、何も言わずに黙って立ち去ることなど、できなかったかも知れない。実は僕は、あえて自分を悪者ということにして去ったのだ。当時関わっていた人物に、“「エンドーは守銭奴で、ヒトラーみたいな悪人」ということにして良いからね”と伝えて。

 と、こう書いても、意味不明でチンプンカンプンだろうと思う。申し訳ないとは思うのだが、詳細について書くことは差しさわりがあるので、お許し頂きたい。

 ところで僕は、自分が悪者になることは、それほど苦痛なことではない。”あんな不良と遊ぶんじゃありませんよ”と、友だちの親に言われるのは、むしろ名誉な気がするからね。ふはははは。

 だって、良い人と思われたら、良い人として振る舞わなければならないから、窮屈じゃありませんかぁ。

 さて、イスラエルから撤退した翌年に、僕は平和教育会議でワークショップを行うため、パレスチナを初めて訪れた。そして中東の真の実態というものを自分の目で見て知った。

 それは、世界のマスコミが伝えていることとも、一般(あるいは右翼的?)のイスラエル人が語っていたこととも、大きくかけ離れているものだった。

 はっきり言って、イスラエル政府がやっていることは本当にエグイ。人間として許せない。では、ヨーロッパ諸国の奴隷刈りは? 植民地化は? 日本の朝鮮半島支配は? みんなエグイ。もちろん同罪である。

 話があちこち飛び過ぎて、申し訳ない。まあとにかく、僕はすっかり、“かつて関係があったイスラエル方面では、自分は悪人と思われているだろうなー”と思っていた。でも、真実はいつか伝わるだろーな、とも思っていた。

 そうしたら5年たって、かつてのイスラエル人生徒が、一人、二人とコンタクトしてくるようになった。“僕はRYOKYUさんを信じている”、と。

 “ふっ、まるで青春ドラマみたいだぜ”、と不良の僕はそんな反応を示す。でもその一方では、せっせと長時間かけて、真剣に応対しているのである。

 例えば彼に出したメール。「中国のチベット支配は悪いと思うでしょ? 日本もかつては朝鮮半島を支配するなどという悪いことをやった。そのカルマを背負う日本人の僕が言うんだ。イスラエルのパレスチナ支配に反対する、と。だから一緒にパレスチナの非暴力独立運動をサポートしよう」とか。

 イスラエル人がタオサンガ活動に参加するのには、2つのことを乗り越えなければならない。1つは、仏教修行をすることは罪だとする、ユダヤ教の足かせという“宗教カルマ”を乗り越えること。

 もう1つは、大多数のイスラエル人が政府のプロパガンダによって思い込んでいる、「パレスチナ支配」の正当性を否定することである。

 これは政治問題などではない。苦しんでいる人を放置するかしないかの問題である。となると、他者の痛みへの共感や利他を標榜するタオサンガ(タオ指圧)にとって、どうしても避けて通れない問題なのである。

 5年たってコンタクトして来た旧タオ指圧の生徒さん。彼は、相当の葛藤を経て、この2つの問題を乗り越えた。

 これでようやく彼を、再び“タオ指圧&サンガ世界大会 at タイ” に迎えることができる。(10年前にも参加していた)本当につながることができる人がこうして生まれることは、心からうれしく思うものだ。自分がイスラエルでは悪人だと思われていると、僕はすっかり思っていたのだが、、、。

※タイ大会のページ http://tao2013.net     サンガWEBグループ渾身の作品です。ぜひご覧下さい。

 

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